運命に従う

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344006843
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0095

内容説明

20歳でロンドンに留学、年上の英国人男性と結婚し、パリ、東京、ニューヨークでダンサーとして活躍しながら、上流階級の生活を送る。離婚後、帰国し、新宿、六本木とふたつのダンススタジオを成功させ、63歳で24歳年下のダンサーと再婚―。華やかで波乱に満ちた人生を、明るく力強く生きる姿が元気をくれる、感動の物語。

目次

第1章 運命の歯車(一九五三年二十歳、ロンドンへ;ロンドンでモデルデビュー ほか)
第2章 運命の選択(ニューヨークでの虚飾の日々;離婚、そしてバレエとの再会 ほか)
第3章 運命の出会い(素晴らしいアーティスト;思い出に残る人たち ほか)
第4章 運命の転換(とりあえず創作の道へ;こだわりぬいた「スタジオ一番街」 ほか)
第5章 運命の男性(私を支えてくれた四人の男性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

UK

30
バレリーナ・振付師の自伝。文章は素人の日記風。語られるエピソードの数々から、才能のある人だったんだろうなとは思うが、はっきり言って文章より挿入されているご本人の写真の方が何倍も力強いメッセージを発信している。もっと写真の比率を多くしてもよかったんじゃないかなあ。取り立てて何か強い主張が全編を貫いているわけでもなく、ただこの人のバレエを見てみたかったなという気持ちだけがあとに残る。2017/02/19

なつのふね

11
私もバレエに興味があり 子供も習っていることもあり これを手に取った。戦後すぐにバレエを嗜む上流の女性の自伝。バレエのダンサーや 振り付け師は 音楽家や画家と同じで芸術家なのだなあとしみじみ感じる。身体表現の美を求める人。だから 恋愛や結婚も それらしく 自由奔放であり かつ それについては後悔しない。今日本のバレエ水準が世界の中でも 高くなっているが このような人がバレエ界の基礎を作ってくれたのだなと思う。2017/04/20

shushu

2
日本で初めてオープンクラスのバレエスタジオを開設されたことで有名な方の回顧録。バレエを愛し、バレエに愛された人生ですね。チューダーが出てくるんだけど、写真見るとかっこいい方ですね。最近新国立でチューダー上演しないなぁ、そろそろやってほしい。2017/12/09

Mayu

2
タイトルに惹かれて。とても素直にというか、変に自分をコントロールしたり、計算したりしないで、まっすぐに生きるお姿に共感し、自分もこういう要素を持っている女性になりたい、などと思ってしまいましたが、最後の方で畏れ多くも紫綬褒章を受賞された方と知り、ヒョエー!(◎_◎;)セレブな生活を捨て、ダンスに生涯を捧げられた方で、労働している人々は夜に休息を求めるけど、貴族的な生活をしてる人々はその夜を社交的な用事で埋めないと不安になる、というような箇所が印象的。バレエに詳しくない私でもとても面白く読めました。2014/07/19

SARU

2
バレエリーナの毎日の活動は、ストイックにレッスンすることを軸に、もう少しシンプルなのもだと思っていた。だからドラマティックで波乱万丈な彼女の人生に少し驚いた。行動力があると、こんなに様々な事が起こるのか…。バレエや培われた規律の中で生きていながら、奔放な攻めまくりの人生。そんな印象。2012/10/14

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