内容説明
ダイエットの相談はしても、思い詰めた悩みは話さない。そんな曖昧な距離感を保ちながら、恵美とセリは、16歳特有の退屈で甘い時間をしなやかに楽しんでいた。しかし二人はこの夏、危険な遊戯に夢中になってしまう―。女子高校生の飽くなき好奇心と、その成長を瑞々しく描く、傑作書き下ろし長篇小説。
著者等紹介
黒沢美貴[クロサワミキ]
東京都出身。2003年『溺れる指さき』(幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞作)でデビューして以来、精力的に作品を発表し続けている気鋭の作家。女性ならではの瑞々しく、香り立つような文章表現は定評がある
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感想・レビュー
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aya♡
1
高校生の女の子、愛人のお話♡2014/07/24
粉の人。
1
…えっと、ナニコレ?が最初の一言。援交マンセー?現実にこんなこと考えてこんな風に振る舞ってる女子高生がいるとしたら…相当に気持ちが悪いんですけど。そういう、不快感で警鐘を鳴らす話…だと思えばいいかしら?それとも、こんな感想は「日照り女の僻み」として一刀両断されるのかしら。売春をこんな上から目線で語られても…納得いかんぜよ!2011/07/02
てんねぇ
1
17歳の女子高生の愛人契約。本当に好きな同級生と贅沢をさせてくれる愛人と。『自分で歩く』とは何か。2011/04/14
懐虫
0
読んだ当時、パパ活という言葉は無かった時代だったので、愛人をしている女子高生という存在がまだウソのように感じた。1時間もあれば読めてしまうような稚拙で簡単な文章。なんなんだいったい。2016/01/04