内容説明
エドとジェレミーの戦いが始まる。病に倒れたウィリーの命を守るため、エドはパイ職人の意地とプライドをかけて、州内最高のパイを決めるコンテストに挑む―。
著者等紹介
向山貴彦[ムコウヤマタカヒコ]
1970年アメリカ・テキサス州生まれ。作家。製作集団スタジオ・エトセトラを創設。デビュー作『童話物語』(幻冬舎文庫)は、ハイ・ファンタジーの傑作として各紙誌から絶賛された。向山淳子氏、たかしまてつを氏との共著『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』は、英語修得のニュー・スタンダードとして注目を浴び、ミリオンセラーとなった
たかしまてつを[タカシマテツオ]
1967年愛知県生まれ。フリーイラストレーターとして、雑誌等で活躍。1999年イタリアのボローニャ国際絵本原画展入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこまんま
26
ついにパイ・コンテスト。なんとしても賞金を手にしてウィリーを病院に連れていきたいエドに、嫌がらせの間の手が。残り7分でどうするつもりなんだろう。回を追うごとにどんどん面白くなってきて続きが気になる。それにしても猫の出番が少ない。2017/02/28
ずっきん
23
この巻だけわが区の図書館に無く、わざわざ買いましたとも。だってEdのパイコンテストなんだもの!貧困、ホームレス、医療問題、色々とぶちこんでくるこのストーリー、あっさりとAll for the best☆には持ってかないだろうなぁ。一瞬出てくるMr.Jonesと不気味なアイツwが伏線か?おまけ漫画、あの人とあの人の「A NIGHT AT THE CINEMA」これまた切ない。。。2018/02/15
わたなべたけし
19
シリーズ第5作目。いよいよ、コンテストに臨むエド。果たして勝てるのか?? 英語学習では、英語を日本語訳する時に、「失われる領域」について。ここまで意識した上で、外国語と付き合う必要性を感じると共に、自分の中で英語と日本語がイコールになっている単語については、改めて見直す必要性を感じる。 残りは後2冊。物語の行く末も楽しみ。2015/02/01
HiroNuma7
16
パイコンテスト開幕。純粋にパイ対決をしたいジェレミーの苦悩が見られ、ジェレミーの悪役キャラに少し変化が訪れる。汚い策略にハマったエド。続きが気になるところ。2018/07/31
assam2005
13
5巻目。久しぶりに続きをチャレンジ。おお、読める、読める。(笑)前巻の伏線、ジェレミーの良心と複雑な親子間の思いがここで(一部?)回収。ジェレミーのパイにかける思いはホンモノなのかな、と思えました。こういうお約束的な展開は日米共通なのでしょうか。それとも、世界共通?後半の日本語解説は文法的なことではなく、言葉のニュアンスの違いが中心。訳しながら読むより、ダイレクトに英語から映像を思い描くような補足説明。戻り読みせず、一気に流し読みし、映像を思い浮かべる練習になりました。2020/10/11
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