内容説明
世界は魔法に満ちあふれている。人の寄りつかないスラム街の片隅に、ひっそりと開いたパイショップ。このちっぽけなお店をめぐって思わぬ騒ぎになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
グレ
28
【英語多読】8200words/total~20,728/7冊目。grit=噛み締める。決まり文句について勉強になった。Willyがいやいやながらmustard pieを試食せねばならん時の大袈裟な台詞に思わず笑ってしまった。2013/01/31
ねこまんま
26
裕福だけど冷たい家庭のジェレミー、貧乏どん底だけど温かい仲間に囲まれたエド。貧困層に冷たい社会を目の当たりにしたエドの悲しみや、仲間との口論とか、思ったよりちゃんと読めたのがうれしい!ええ、分からない単語はどんどんとばしまいたとも(笑)だけど、タイトルにもなってるんだし、猫、もっと登場してほしいなあ。2017/02/26
HiroNuma7
17
辛い社会の現実にぶつかりつつも、エドはパイを焼き続けていく。ジェレミーとの対決も気になるところ。2018/07/31
わたなべたけし
17
シリーズ第4作目。英語の学習としては、「決まり文句」を取り上げている。ほとんど意味をなさないもの、人によってニュアンスの異なるもの等学ぶことができる。本作は英字小説から、英会話にもスコープを広げている感じ。 小説の内容も盛り上がってきている。自分を取り戻したエドが、ゴースト通りの仲間達の為にどうしていくのか?第5作目も楽しみ。2015/01/31
assam2005
15
4巻目。段々文章量が増えていくけれど、英語に慣れてきたせいか思ったより早く読めている気がします。今回は仲間内での掛け合いが多かったり、お店での店員とお客の会話だったりと決まった言い回しが多い。決り文句については「頭ではなく、心で考えること」とあり、聞き慣れることが一番かも。確かに子どもの頃「そんな殺生な」なんて言葉はフィーリングで身につけたように思います。おまけのショートショートでは悪役・ジェレミーの意外な一面が見れてちょっとびっくり。これも伏線かな?2020/06/19