出版社内容情報
【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店西神店・中納】
我々は父のことをどれくらい知っているだろうか。父の父としての面しか見ていないのではないだろうか。著者は父が残した俳句の中に、今まで知らなかった姿を見出し、父の原点に、そして自らの原点に立ち帰る。無名の生、無名の死の潔さ、美しさが胸にしみる1冊。
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内容説明
一日一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。そんな父が、夏の終わりに脳の出血により入院した。混濁してゆく意識、肺炎の併発、その後在宅看護に切り替えたのはもう秋も深まる頃だった。秋の静けさの中に消えてゆこうとする父。無数の記憶によって甦らせようとする私。父と過ごした最後の日々…。自らの父の死を正面から見据えた、沢木文学の到達点。
著者等紹介
沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年東京生まれ。横浜国立大学卒。独自の手法と文体で数々の作品を生み出し、ノンフィクションの世界を拡げたといわれる。79年に「テロルの決算」で大宅壮一ノンフィクション賞、82年に「一瞬の夏」で新田次郎文学賞などを受賞
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