内容説明
「イシュー→わく組み→キーライン→メインメッセージ」、この４ステップで、どんな問題にも精度の高い結論が出せる一冊。
目次
１ 考え始める前に（徹底的に考え、人に伝え、共に歩むためのロジック；何にでも使える論理思考の基本ツール）
２ 論理思考の進め方がよくわかる実践編（簡単に結論が出てしまいそうなテーマ×３；いつもなかなか結論が出ないテーマ×２；大事なことだけど、考えきれない大きなテーマ×２；論理思考で心の豊かさをつかむ）
著者等紹介
渡辺パコ［ワタナベパコ］
グロービス・マネジメント・スクール講師（ロジカルコミュニケーション、クリティカルシンキングクラス担当）。ライター。コンサルタント。有限会社水族館文庫代表。１９６０年東京生まれ。コピーライターとして広告、会社案内の制作、ＰＲ戦略の企画立案などを担当。８８年に独立して１００社以上にコーポレートコミュニケーションプランを提供する。９８年からコンサルティング業務を開始。主な領域は、環境戦略、ベンチャービジネスのスタートアップ、ナレッジマネジメント、コーポレートコミュニケーションなど。９７年より、インターネット上に、ビジネスパースン向けの総合情報メディア＆コミュニティ「知恵市場」（有料）を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
96sann
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考えることは構造化すること。 問題の中に含まれるいくつかの論点や事実、事象を、構造的に関連をつけ、図に表すこと。 ・テーマ⇔イシュー⇔メインイシュー ・わく組み⇔サブイシュー ・論理思考⇔構造的な思考⇔論理的な思考⇔クリティカルに考える2012/07/07
あんしゃん
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身近な問題をピラミッドストラクチャで論理的に考える本です。問題を考える時の要所と流れ、注意点がつかめるようになっています。必要十分条件をいかに満たすか、明晰さと持続力の両面で不足していると身に染みて分かりました。環境問題など身近だが大きい問題も専門家に全てを委ねるのではなく限られた知識を駆使して自分なりに結論を出す姿勢の重要さが説かれ、「民主主義の原点は多数決ではなく合意形成でありその努力をするツールとして論理的思考がある」とする著者の並々ならぬ熱意を感じました。2009/12/08
