内容説明
死を招く最強のドーピング剤「アンギオン」。イタリア、南フランス、キューバと謎が拡がり罠が待ち受ける。そして、セリエA最終節の死闘。日本人選手冬次は果たして死の罠から生還できるのか―。最新長編小説。
著者等紹介
村上龍[ムラカミリュウ]
1952年長崎県生まれ。76年「限りなく透明に近いブルー」で第75回芥川賞受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」で野間文芸新人賞、「村上龍映画小説集」で平林たい子賞、「インザ・ミソスープ」で読売文学賞、「共生虫」で谷崎潤一郎賞を受賞。芥川賞選考委員。また、『トパーズ』『KYOKO』など、映画監督としても活躍
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