内容説明
食卓にはあふれんばかりにパンチャン(おかず)が並ぶ。料理はかき混ぜると旨くなる、ビビムとは混ぜること。味つけはキムチやチョッカル(塩辛)など醗酵食品が基本。すべての料理が医食同源に通じる、鮮烈な料理を喰らう旅。
目次
1章 シジャン(市場)の喧噪と人々の健啖ぶり(韓国料理を誤解しつつ食べてきた;韓定食の真実;料亭風(?)韓定食を食べに行きましょう、だが… ほか)
2章 市場と屋台のにぎわいのなかに(誕生日にソウルの屋台でほろ酔い気分;チュウンタン(どじょう汁)にどじょうが見えない
プチュン・シジャンでティギムの立ち喰い ほか)
3章 舌の記憶を再現する愉しみ(コーリアンタウンで食べた豆腐チゲ;テンジャンのレシピ;韓国チゲに熱き心あり ほか)
著者等紹介
西川治[ニシカワオサム]
1940年、和歌山県生まれ。早稲田大学中退。写真家、文筆家、画家として活動しながらダイナミックな料理人としても有名
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