内容説明
全国の古城や城下町を精緻に美しく描いた一青の城郭復元図。遺された城郭画を読み解き、城への情熱と画業に打ち込んだ波乱の人生を追う。
目次
第1部 荻原一青が描いたひょうごの城郭(尼崎城の城郭図;姫路城と「姫路城下図」;明石城と「播磨明石城之図」;洲本城と洲本城絵図について;龍野城と「播磨龍野城之図」 ほか)
第2部 荻原一青 波乱の人生と業績(城郭画家・荻原一青の事績と生涯;明らかになった日本百名城手拭い;荻原一青の描く城郭の形象とデザインの魅力;荻原一青氏の評価と回顧;「城に生きた」荻原先生の城郭研究と画業)
著者等紹介
大国正美[オオクニマサミ]
1958年福井市生まれ。京都大学文学部卒。近世史専攻。神戸新聞社常務取締役の傍ら、神戸史学会の「歴史と神戸」の編集担当。伊丹市資料修史等専門委員長。ボランティアで東灘区にある神戸深江生活文化史料館の運営に関わる
辻川敦[ツジカワアツシ]
1960年舞鶴市生まれ。京都大学文学部卒。近現代史専攻。尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ勤務。認証アーキビスト。元尼崎市立地域研究史料館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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