感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
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引っ越してきた12歳のピーターは、新しい学校に馴染めないでいます。7歳の妹のディーディーはたくさんの友達を作り、ネコまでもらってきました。でも、このネコ・グリシーは行方不明になってしまいます。二人はグリシーを探し、その間に多くのこと知っていきます。ディーディーはたくさんのノラネコの里親探しを始め、すべて縁組してしまうのです。ピーターは妹を妬んだりしなくなっている自分に気づいていきます。ピーターの成長にも、動物たちを苦境から救おうとする精神がいつの時代もどこの国でも健在であることにも、嬉しくなる物語です。2021/01/08
timeturner
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うん、いい話だった。恥ずかしいことをしていないのなら自分の信念に従って堂々と生きるべきだ、意味もなくかっこつけるなんてかっこ悪いと教えてくれる。猫がたくさん出てくるのもツボ。ドジばかりしているボケ猫バンブルが私のお気に入り。 2014/06/28
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
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2002年3月27日
MILK
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図書館でふと目について借りた本。たいへんよい本であった。地方都市から都会に越してきたばかりの少年の一人称。新しい環境に不安を覚えつつがんばったり、妹の世話を面倒と思いつつ、自らにはない妹の社交性の高さを目の前にして嫉妬したり、揺れる少年の人物像が微笑ましい。また親や先生の描写がとてもいい。2011/08/06
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- 和書
- よかったぁ~