内容説明
これまで主流であったガーデンの植栽から草地の管理などを中心にSDGsの概念が入った多様な植栽・運営管理手法について概観し、実際の管理運営を含めた事例を紹介。
目次
1 ガーデン観賞の価値観の変化(草花で織りなすランドスケープデザイン―質の高い美しい植栽をめざして;自然と共鳴するガーデンとランドスケープ;東京における宿根草の屋上庭園の実例グリーン・ワイズ本社「つながる庭」)
2 地域資源活用のタネ―植栽管理と運営(里地の半自然草原を都市で再生する;虫たちのファイブシーズン)
3 これからのランドスケープ(緑地評価と価値観の多様性―見方を変えて新たな価値を)
著者等紹介
中瀬勲[ナカセイサオ]
兵庫県立淡路景観園芸学校学長、兵庫県立人と自然の博物館館長、兵庫県立大学名誉教授。大阪府立大学大学院農学研究科修士課程修了。同大学助手、助教授、カリフォルニア大学客員研究員などを経て、1992年に兵庫県立姫路工業大学教授、2013年より兵庫県立人と自然の博物館館長。2018年より現職。(社)日本造園学会会長、人間・植物関係学会副会長などを歴任するとともに、震災復興のまちづくりやNPOなどにかかわる。農学博士
山本聡[ヤマモトサトシ]
兵庫県立淡路景観園芸学校/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科教授。大阪府立大学大学院農学研究科修了後、同大学助手、姫路工業大学助教授等を経て、2009年より現職。緑地の存在効果に関して、景観面および人間の生理面から研究。博士(農学)
岩崎哲也[イワサキテツヤ]
兵庫県立淡路景観園芸学校/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科准教授。千葉大学大学院園芸学研究科環境・緑地学専攻修了後、公園・緑地の設計事務所にて設計及び植物・生物調査等に従事、その後練馬区の団体職員を経て、2011年より現職。一級ビオトープ施工管理士。樹木医。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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