内容説明
ドキドキの六甲山デビューから、たった2年で北アルプス槍ヶ岳へ。山にはまったくの素人だった中年ヘタレ夫婦のハラハラ登山紀行。
目次
ステージ1(下準備;初登山―ごろごろ岳 あと2年0カ月;六甲山デビュー―風吹岩 あと1年11カ月;沢歩き―トゥエンティクロス あと1年10カ月;岩稜歩き―須磨アルプス あと1年8カ月 ほか)
ステージ2(最終調整;ロングトレイル―熊野古道小辺路 あと5カ月;急登―燕岳 あと3カ月;槍ヶ岳)
著者等紹介
奥田裕章[オクダヒロアキ]
1960年生まれ、大阪府出身。名古屋市立大学医学部卒業、近畿大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichi
18
【図書館本】ちょっとそこまでの距離でも車を使う生活をしてした中年と言える年齢のご夫婦が登山に目覚め、槍ヶ岳登頂を目標に2年の歳月をかけ、少しずつステップアップしていくノンフィクションストーリー。登山スクールやツアーなど一切利用せず、独自に学びながら試行錯誤して成長していく姿に、自分自身を重ね合わせながら読めました。これから登山を始めよう!という方に特におススメ。2018/06/18
温故知新
2
登山と真逆の生活をしていた中年夫婦が登山に目覚めたった2年で槍ケ岳を登頂。六甲山系で足腰を鍛えて段階を踏んでいく姿は励みになりました。こちらはいつ槍に届くやら。2022/09/21
Noriko S
0
中年夫婦が槍ヶ岳に挑戦する。六甲山でトレーニングする話や槍ヶ岳に向けての準備に興味を持った。いつか登りたい。2023/03/20
noco
0
結婚記念日に上高地を訪れた、自称ヘタレ夫婦は、遥か遠く槍ヶ岳山頂に人が登っているのを見て、衝撃を受ける。 槍ヶ岳登頂に向けて練習を積み重ね、確実にステップアップしていき、2年後に登頂に成功する。 「上高地を訪れたときに、自分の人生の中で潮目が変わったのだ」 全く運動をやっていなかった私が、マラソンを始め、のめり込んだときの気持ちを思い起こした。2020/02/26
ふーいえ
0
今年の夏に槍ヶ岳を登ろうとしていたので勇気を貰えた。実はこの本摩耶山のカフェで借りたのだが、全く同じく六甲でトレーニングを積んでいたので親近感半端なかった。2019/01/22