内容説明
時代は室町中期、六代将軍足利義教の頃。管領家細川持元の嗣子として生まれた五良正人は、丹波・天引峠での暗殺事件を発端に数奇な運命へと導かれていく。幾度となく名乗りを変え本拠を移し、遂には伊豆・相模の二カ国を制して関東に覇を唱える。応仁の大乱、戦国の世を駆け抜けた風雲児の、波乱の生涯を描く痛快時代小説。
著者等紹介
須田京介[スダキョウスケ]
1933年2月、高知県安芸市生まれ。県立安芸高校、中央大学法学部卒業。その後、神戸新聞社入社。名古屋支局長、広告局整理部長、デイリースポーツ四国社長、神戸新聞総合出版センター社長を歴任。現在は神戸芸術文化会議、兵庫・神戸CSの会に所属。平成21年度神戸市文化活動功労賞を受賞。本名、山崎修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 人間の叡智 文春新書