新・神戸の残り香

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784343007452
  • NDC分類 291.64
  • Cコード C0071

内容説明

不世出の切り絵作家が、モノクロの世界で刻む港町の光と影、香り立つ大人の匂い。神戸新聞連載「新神戸の残り香」に、同時期の作品を加えた62点の切り絵とエッセイ、未発表切り絵、年譜を収録。

目次

残り香―2010年(旧神戸生糸検査所―貿易支えた蚕の誇り;老紳士―まち慈しむまなざし ほか)
残り香―2011年(市章山・錨山―灯り続けた希望の光;旧オール商会ビル―港見守る夜警のよう ほか)
残り香―2012年(シーマン―「進徳丸」とともに;神戸シャツ―仕立てる特別の一枚 ほか)
KOBEハーバーシルエット+PLUS(「KOBEハーバーシルエット」連載に寄せて;神戸税関庁舎―時代の記憶を刻む ほか)

著者等紹介

成田一徹[ナリタイッテツ]
1949年神戸市生まれ。サラリーマン生活のかたわら切り絵に目覚め、88年に上京。切り絵作家として独立した。BARの空間をモチーフにしたモノクロームの切り絵をライフワークとしつつ、新聞、雑誌、書籍を中心に作品を発表した。エッセイストとしても、軽妙で味わい深い文章にファンも多く、各地で個展、グループ展を多数開催した。講談社フェイマススクール・インストラクターも長くつとめた。2012年10月、脳出血で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コットン

59
『神戸の残り香』の続編。今回は建物以外に人物にも焦点をあてている。印象的なのは2階から階段踊り場にかけて切り絵にされている、今は無き『海文堂書店』と、ラジオ関西の伝説的な洋楽番組『電話リクエスト』の資料室:個人的にも良質なポップスがかかり、洋楽好きジャズ好きになったきっかけの番組だった。あの頃FMはNHKとあと1局だけだった。2020/07/23

いたいけなべあ

2
閉店直前の海文堂書店で購入。 古き良き時代の神戸の街と人。懐かしくもあり、新しくもあり。 この本の中に海文堂書店の店内と、今月天寿を全うされた伝説の教師と呼ばれた橋本武さんが収録されていることが感慨深い。2013/09/30

伊勢田和良

0
成田一徹「神戸の残り香」を読みました。 神戸出身の切り絵作家成田さんが、ノスタルジーを感じさせる マイナーでマニアックな神戸を切り絵と洒脱な文章で紹介しています。 観光地区・有名店・歴史的名所・旧跡はありません。 文章は往時の賑わいと、失われ消えつつの大正・昭和時代の面影を 残す「今」を白黒カメラでスナップショットのように描いてます。 絵と相まって余韻たっぷりです。 海岸ビルヂング、神戸移住センター、コウベハイボール、地ソ2015/04/21

masaking

0
切り絵に興味をますます持ちそうです2013/09/23

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