内容説明
慶応四年(1868)正月十六日、討幕のうねりのなかで姫路城はついに無血開城、降伏のときを迎える。幕末から明治新政府へと歴史が大きく変わる転換期、藩存亡の危機に藩士は何を考え、どんな行動をとったのか―残された史料によって克明に追う。
目次
1 大政奉還と姫路藩の動向
2 鳥羽・伏見の戦と姫路藩
3 姫路城開城
4 姫路城開城の真相
5 姫路藩存亡をかけた嘆願
6 東久世通禧の姫路視察
7 姫路藩の救済と対立
8 藩政改革と戊辰の獄
著者等紹介
藤原龍雄[フジワラタツオ]
1947年、兵庫県姫路市生まれ。関西大学文学部新聞学科卒業。同大学院社会学研究科修士課程修了。姫路市立中学校教諭、広嶺中学校教頭、夢前中学校校長を歴任。また姫路市教育委員会市史編集室に勤務、『姫路市史』近代編、『飾磨県布達』の刊行に携わる。現在は姫路市教育委員会姫路市史編集室嘱託、兵庫県公館県政資料館歴史資料部門運営専門委員、播磨学研究所事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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