内容説明
生活や環境とともに変化する都市の問題。その対応は、行政だけでも、住民だけでも、また企業だけでもできない。関係する人たちが集まり力を合わせることこそが重要。直面する公共交通をめぐる課題と、住民参加のまちづくり戦略。
目次
第1章 都市の魅力と都市問題
第2章 現代の都市問題の背景
第3章 環境問題と都市政策
第4章 都市政策の実現プロセス
第5章 持続可能なまちづくりと公共交通政策
第6章 モビリティ・マネジメント=かしこいクルマの使い方を考えるプロジェクト
第7章 コンパクトシティへの挑戦
第8章 清渓川復元プロジェクトとソウル市の都市政策
第9章 まちづくりと住民参加
第10章 情報技術の活用
著者等紹介
土井勉[ドイツトム]
主要な研究テーマは都市政策論、公共交通再生とまちづくり、都市の魅力研究。1950年、京都市生まれ。名古屋大学卒業(工学部土木工学科)、同大学院工学研究科修士課程修了。京都市役所、阪急電鉄株式会社に勤務、主に都市計画やまちづくりに関わる事業やコンサルティングを担当。2004年から神戸国際大学経済学部都市文化経済学科教授。京都大学博士(工学)。技術士(建設部門)。土木学会・フェロー会員。日本都市計画学会、交通工学研究会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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