内容説明
宝塚歌劇団の創始者・小林一三は、男女共演の“国民劇”を創造しようとしていた。構想の実現へ向け、1945年に「男子研究生」第1期生が歌劇団に特設された男子部に入団。以来加入は4回を数えた。しかし、女子生徒やファンの反発などもあって、男子部は大劇場での本公演舞台に立つことなく、1954年に解散…。宝塚歌劇団90年の歴史に、新しい光を当てる。
目次
第1章 手紙とはがき
第2章 「国民劇」への夢
第3章 男生ちゃん誕生
第4章 喝采の陰で
第5章 新しい「芸」
第6章 それぞれの道
最終章 そして、今
著者等紹介
辻則彦[ツジノリヒコ]
演劇・映画ジャーナリスト。1952(昭和27)年12月31日、大阪生まれ。関西学院大学社会学部マスコミ専攻を卒業後、大阪日刊スポーツ新聞社に入社。文化部記者として演劇、映画などの取材を担当。独立後は演劇雑誌や新聞などに執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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