内容説明
地名をキーワードに旅する古代史。「播磨国風土記」の地名にまつわる伝承を紹介し、その伝承を「日本書紀」「古事記」「峰相記」「播磨鑑」などにまで視野を広げて考察。「風土記」との共通点、相違点などを取り上げながら、播磨古代史の謎を著者独自の視点で解く。
目次
明石郡
加古郡
印南郡
飾磨郡
揖保郡
佐用郡
宍粟郡
神崎郡
多可郡
賀茂郡
美嚢郡
赤穂郡
著者等紹介
寺本躬久[テラモトヨシヒサ]
本名・寺本久男。1919年兵庫県赤穂郡に生まれる。戦後、文学活動に入るももの挫折、後、会社勤めのかたわら歴史・民俗の研究を志してきた。現在、風土記研究会、神戸史学会、日本地名研究所、播磨学研究所、半どんの会、野間宏の会、そのほかの会員で、自らは千草会を主体に郷土研究の推進発展に勤めている。主な著書に「播磨風土記 その光と陰を追って」「火と石と 飛鳥・播磨にその軌跡をさぐる」
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