内容説明
土に触れてもうかれこれ五十年ですが、著者の作陶生活は新しい丹波の創造を求め、各種の展覧会に出品をするようになって四十年となります。作陶のかたわら伝統のある陶業地にあって果たさなければならない課題についても情熱を燃やすことができましたし、この機を自分なりの一つの区切りとしてふりかえり、体得できた伝統の尊い精神を生かしながら次の目標に向って作陶に励んでゆきたいとの思いから、烏滸がましいですが作品集を刊行することにいたしました。
目次
蒼灰釉瓶
穹
流韻
雲象
壷(象嵌)炎華
彫花文皿
筒描花文壷
描華細口壷
赤土部釉壷
葡萄文大皿〔ほか〕



