内容説明
倭乱(秀吉の朝鮮侵攻)。飢えに泣き、病に苦しむ民衆…。激しく揺れる時代の坩堝の中で、内医院入りした許浚は恵民に徹する。完結の「補章」を付し、朝鮮の漢方医学を集大成した『東医宝鑑』誕生のドラマ。視聴率60%!!韓国で話題沸騰の大河ドラマがついに完結。
著者等紹介
李恩成[イオンソン]
1937年東京生まれの在日韓国・朝鮮人2世。45年解放とともに帰国、韓国でシナリオライターとなる。67年『東亜日報』新春文芸シナリオ部門に「錆びた線」当選。69年アジア映画祭最優秀脚本賞、73年韓国芸術祭脚本賞(KBS放映作品)、75年韓国演劇映画TV芸術賞最優秀TV脚本賞(KBS放映作品)を受賞。朝鮮王朝中期の名医、許浚を描いたシナリオ「執念」が76年MBCで放映され大ヒットし、韓国演劇映画TV芸術賞最優秀シナリオ賞を受賞。本書のもとになる「小説東医宝鑑」を雑誌に連載中、88年に心臓病で急逝。89年「二つの太陽」が百想芸術大賞特別賞を受賞
朴菖煕[パクチャンヒ]
1932年日本統治下の朝鮮・密陽生まれ。慶北中をおえて51年渡日。一橋大学経済学部で学び、同大学院で社会学博士号取得。東京都立大学大学院で歴史学専攻。68年韓国に帰国し、梨花女子大学校法政大学、韓国外国語大学校人文大学で20余年間、経済史、思想史、韓日関係史などを講義。大阪経済法科大学アジア研究所客員研究員。『許浚』の翻訳中、95年に国家保安法に問われ3年半の刑に服役。2年11か月後に赦免・復権。市民運動にたずさわり、強制連行、戦後処理問題などにかかわる
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