内容説明
生涯通算7153勝という記録を残し鉄人騎手は静かに鞭をおいた。佐々木竹見の生涯一騎手を綴った半生記。
目次
第1章 一人前の騎手になるまで帰ってくるな
第2章 格好良く、美しく勝つ
第3章 一五年連続リーディングの秘密
第4章 鉄人と呼ばれた不屈の闘志
第5章 ありがとう、お母さん
第6章 天才の手綱を愛した名馬たち
第7章 三万九〇九二鞍、生涯一騎手
第8章 馬の見方、競馬の魅力
著者等紹介
佐々木竹見[ササキタケミ]
昭和16(1941)年11月3日、青森県上北郡上北町に生まれる。15才の時に上京し、川崎・青野四郎厩舎に入門。3年間の下乗りを経て、昭和35年6月20日、18才で騎手デビュー。以後、41年の騎手生活で39,092鞍に騎乗し、7,153勝(中央2勝を含む)を上げる。この間、15年連続リーディング、7年連続300勝、3年連続400勝、1日6勝、年間505勝の世界新など、数々の新記録を樹立。『鉄人』のニックネームで、多くの競馬ファンに愛された。生涯一騎手の騎手人生を全うし、平成13(2001)年7月8日、59才で引退。現在はNARの参与として、地方競馬教養センターで後進の指導にあたっている
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