内容説明
藤田、森、広岡ら…名指揮官を育てた勝負の神様が、企業リーダーたちに贈る戦いの鉄則。
目次
勝つために必要な方法1(とことん勝負に徹する―私は、十点リードしていても、もう一点に執着した;本物の「和」のあるチームワークをつくる―私はチーム内に意識的に不平等をつくり出した;リーダーの性格を使い分ける―藤田、森、広岡は三者三様のリーダーのタイプ;己を捨てる―私には、牧野茂という正反対の性格の名参謀がいた;危機を好機に変える―私は、壁にぶつかるたびに「しめた」と思ってきた)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
8
物事を成功に導くには、一人ひとりが成果に向けて目標、インスピレーションを共有し貢献の融合によって始めて成果が生まれる。トップは自我、欲望を捨て我々チームが一丸となって進める様に普段から組織に対し目標を示し部下を信頼して常にハードルを上げた目標を与え自信をつけさせる。鉄は熱いうちに打つ様に人の強みを見つけたら即伸ばし、反対意見を促進させ最高の戦略を練る。人を好き嫌いで判断するのは我欲、成果と貢献によって評価をする。目標は機械が達成するのではない。人の情熱と創造と行動が一体になり達成される。2014/06/10
lonely_jean
0
禅に関する記述は以前読んだ別の著書と重なる部分もあったが、難解な用語も含め、一度読んで分かるものではないので、むしろありがたい。巨人軍監督としての勝利数の記録が更新されそうになっているそうだが、V9はやはり金輪際ありえないだろう。長い一度の就任で、途切れずにというのが偉業なのだ。2020/07/19