内容説明
“活字プロレスの鬼”が本書では“活字格闘技の鬼”と化した。著者はプロレスも格闘技もおもしろさの本質は変わらないという。プロレスも格闘技も見る者の想像力を刺激するジャンルであり、想像力を駆使することでどちらも奥深い世界が見えてくるというのだ。本書を読めば、プロレスファンは、従来の技術論にとどまらない格闘技の新しい楽しみ方を発見できるにちがいない。
目次
なぜ、ホイスはキモ戦後試合を棄権し、アルティメット大会初のグレイシー柔術敗北を招いたのか
なぜ、船木はシャムロック戦後、アルティメット大会との決別を宣言したのか
なぜ、グレイシー柔術最強のヒクソンは、一家の反対を尻目に日本での西戦に臨んだのか
なぜ、佐竹がシカティックにKO負けしたK‐1は、UWFに代わり“伝説”となったのか
なぜ、前田はフライ戦の試合後、突然フライの背中を蹴りあげ怒りをぶちまけたのか〔ほか〕