内容説明
本書は、老若男女向けに書かれた俳句の基本本です。俳人楠本憲吉氏の著書『実用 俳句のひねり方』を、俳句を初めてよんでみようという人向けに、再編集、改訂改題したものです。
目次
第一句 俳句をやってみたいけど…(基礎知識編)(俳句は、なぜ五・七・五なのか―五・七・五のリズム感をくずさないようにするのが俳句作りの鉄則;俳句には、なぜ季語が必要なのか―季語があってはじめて、作者と読者のあいだに共同理解の場ができる ほか)
第二句 実際に俳句はどう作るの…(初級技術編)(いい句を作るためのヒントは―自分から積極的にかかわっていくことがたいせつ;想像だけで作ってもいいのか―感慨や感情を、実際の目に見えるものに託してよむことがたいせつ ほか)
第三句どうせならもっといい句をつくりたい…(実践技術編)(どこを見直せばいいのか―「何が何して何とやら」式の説明的な句になっていないかをチェック;言葉を並べる順序のルールは―俳句では、とにかくきっぱりと「言い切る」ことがたいせつ ほか)
第四句 俳句について、さらにもう一考…(基本の基編)(句会はどうするか―句会に出て自分の句を認めてもらうことが俳句の上達につながる;独学で俳句を学ぶには―雑誌や新聞への投稿、通信添削は、すすんでやったほうがいい ほか)
実践添削講座
著者等紹介
楠本憲吉[クスモトケンキチ]
慶應義塾大学卒業。在学中より句作を始め、日野草城に師事。のち伊丹三樹彦の「青玄」無監査同人となる。俳誌「野の会」を主宰、俳句作家連盟会長、現代俳句協会顧問、東横学園短大客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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