内容説明
本書は編集長・水谷もりひとが選んだ珠玉の「社説」43編を掲載しました。
目次
生き方 心づかいの章(人生は夜空に輝く星の数だけ;「できることなら」より「どうしても」;少し損をする生き方がいい ほか)
志 希望の章(人は皆、無限の可能性を秘めている;あの頃の生き方を、忘れないで;人生は選択と決断の連続だ ほか)
感動 感謝の章(運とツキのある人生のために;人は、癒しのある関係を求めている;命の使い方を知った人生の旅 ほか)
著者等紹介
水谷もりひと[ミズタニモリヒト]
水谷謹人。みやざき中央新聞編集長。1959年生まれ。明治学院大学卒。学生時代に東京都内の大学生と『国際文化新聞』を創刊、初代編集長となる。平成元年にUターンし、宮崎中央新聞社に入社。平成4年に経営者から譲り受け、『みやざき中央新聞』編集長となる。20年以上、同紙の社説を書き続け、現在も魂の編集長として、心を揺さぶる社説を発信中。男の家事・育児の推進、DV防止の啓発活動などで2004年宮崎県男女共同参画推進功労賞受賞。宮崎市男女共同参画審議会委員、宮崎家庭裁判所参与、宮崎学園短期大学非常勤講師などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
59
みやざき中央新聞の社説。簡潔・明解な論旨展開が、小気味良い。世の中は、お金だけじゃなく「心」だよね!と、再認識させてくれる。著名人ではなく、身近に感じる方々のエピソードが教示・提示する人生の磨き方。コンサル・桑原氏の『自分プロデュース』の”株式会社に創業”は、定期的振り返りに有用。”二度”の顛末が分かっていてもグッときたのが、『新潟山間の小学校廃校』の高橋医師の件。自省も促される感。言葉では『さよなら』。日本国、日本人の心底に宿る軸。記載の本も読んでみたい。2018/12/10
けんとまん1007
19
いろいろあり過ぎた2016年、最後の一冊にふさわしい本。社説というと固いイメージがあるが、そうではない柔らかな文章で、それでいて伝えている内容は、未来につながる温もりに溢れている。そこが、他の新聞と違うところでもある。新しい年、未来に向かって一歩ずつ。そんなことを考ええいるので、ヒントになること、勇気を貰えることがちりばめられている。もちろん、それをどう解釈して、どうつなげていくかは自分次第。自分の視点・視座をどこにおくのかが大切。ふっと、読みかえしたくなる1冊だ。2016/12/31
あきあかね
14
新聞社を舞台にした丸谷才一の小説『女ざかり』では、社説は「一説によると全国の論説委員を合計した数しか読者がいない」と揶揄されているように、新聞の社説欄を読む人は少ないだろう。 けれど、みやざき中央新聞の社説は、政治や経済、国際等について大上段に語る一般的な社説とは違って、人生や生き方を顧みる一助となるような力を持ち、読者を惹きつけている。 本書のタイトルはやや苦手であったが、初めのページから、一番好きな邦画である山田洋次監督の『学校』のモデルとなった夜間中学校の先生が取り上げられていて、⇒2023/09/24
あまね
13
『こんな社説もあるのだなぁ。』と、最後まで目を潤ませながら読了しました。心温まるエピソードが次々と繋がれ、紹介されている本や映画を是非手に取ってみたくなります。ニュースになるのは暗いものばかりですが、本当はそれと同じ数だけ(それ以上に)温かいニュースがあるはずです。しっかりアンテナをたてていかなければ!と思いました。2017/11/17
セレビ
6
ファッションは一生の楽しみ、直感力を磨く、ハグ触育2023/08/06
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- 和書
- ヘーゲルかスピノザか