内容説明
地球カレンダーとは地球が誕生してから現在までの46億年を1年365日におきかえたもの。その中で人類は、12月31日午後11時37分に誕生した。本書には、私たち人間がひきおこしている環境破壊・温暖化について、子どもから大人まで、地球のことをじっくり考えてもらうためのメッセージが込められている。
著者等紹介
清水伴雄[シミズトモオ]
朝日新聞社で社会部記者を通算12年つとめ、技術系、営業系、メディア系の各職場を経て1997年に退社。現在はフリー。02年から3年間、ヨーロッパ在住日本人向けの日本語新聞「英国ニュースダイジェスト」(本社ロンドン)に時評エッセイ「時間の岸辺から」を連載した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
56
地球が誕生してから現在まで46億年経つという。その時の記録がある訳ではないので本当に46億年かどうかは甚だ疑問ではあるが、現在の通説では46億年という事らしい。その46億年間を1年間に換算して地球の歴史を捉えている。哺乳類が誕生して人類が生まれたのは12月31日大晦日の午後11時59分59秒、ニュー・イヤーのカウントダウンも既に終わりそうな時間に誕生し、その1秒足らずの間に、爆発的に増加し、飛躍的に発展した人類。さて、秒針が長針を超え、元旦の00時00分01秒になった時、人類は果たして存在するかが問題だ。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
『授業で役立つブックトーク』 https://bookmeter.com/books/5540025 より備忘録。【社会 テーマ アメリカ・公民権への道】サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー→あなたがもし奴隷だったら…→とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性 ソジャーナ。トゥルース→私が売られた日→ローザ→キング牧師の力づよいことば→黒人差別とアメリカ公民権運動 名もなき人々の戦いの記録→世界がもし100人の村だったら→せかいのひとびと2020/08/07
伊崎武正
4
へえーーーって思った。人類が誕生してからそんなに経ってないんだね。しかも字を発明してからが「歴史」だから授業で習うような出来事って地球の歩みからみると本当に短い期間なんだね、まだ。2014/12/28
uD
3
地球の誕生を1月1日、現在を12月31日として地球の歴史について書かれている本。 恐竜が絶滅したのは、12月26日のこと。 ホモ・サピエンスが誕生したのが、なんと12月31日23時37分、つまり、つい23分前! こういう風に尺度を変えてみると、人類の歴史がいかに浅いか、また人の一生がどれだけ短いものかということがよくわかりますね。 これからも地球が存続していくかは、僕ら次第という締めくくりは少々大げさに感じますが、事実の一部であるようにも思います。2018/04/14
アネモネ
0
サラッと斜め読み。宇宙的スケールから見て、人類の営みのちっぽけさ。よく言われることだが、一年で区切るとリアリティがある。2022/02/13