内容説明
小説「梅の蕾」の主人公自らが著わす田野畑村での村民との心のふれあい。
目次
第1章 村にとけこみ村民に愛された妻
第2章 妻の遺した「花笑み」のロマン
第3章 梅の蕾は膨らんで
第4章 素晴らしく厳しい陸の孤島
第5章 傑物村長、自立の村づくり
第6章 僻地医療への私の夢
第7章 無医村への献身は美談か
第8章 心に残る村人・患者さん
著者等紹介
将基面誠[ショウギメンマコト]
昭和11年満州関東局の役人をしていた父の赴任地・旅順で生まれる。終戦後、21年収容所生活の中で幼い妹を病気で亡くす。22年家族とともに収容所から脱走して帰国。横浜に住む。31年神奈川県立希望ケ丘高校卒業。37年千葉大学医学部卒業。39年沼津市立病院産婦人科勤務。40年29歳で石井春代(22歳)と結婚。45年千葉大学医学部産婦人科教室修了。47年千葉県がんセンター婦人科医長。妻の実家に近い千葉県木更津に住む。57年妻発病(骨髄異形成症候群)。同年無医村だった岩手県田野畑村の国保診療所長及び田野畑村保健センター長となり、妻・息子3人とともに田野畑村へ。7年後の平成元年、妻同病で死去。4年田野畑村健康福祉センター長及び国保田野畑村診療所長、特別養護老人ホーム「寿生苑」嘱託医。8年第48回保健文化賞受賞。9年「花笑みの村」発足。11年地域医療研究会会長。13年田野畑村での村医を辞め妻の故郷・千葉県木更津に帰る。現在「FAHこすもす」の後援会員など福祉関係のボランティアに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かいちゃそ