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石川銀行 破綻の航跡

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784340401109
  • NDC分類 338.61
  • Cコード C0036

内容説明

荒ぶる冬の金融の海で、不良債権の重みに耐えかね「難破船」と化した石川銀行。旧経営陣による不正融資事件の虚実に分け入りながら、支局記者は乗客と乗員らの“あのとき”と“それから”を問い続けた。

目次

序章 「無尽」と「理不尽」
第1章 「増資」負のアウトソーシング
第2章 「検査」つぶれたのか、つぶされたのか
第3章 「整理」“占領軍”の正義と憂鬱
第4章 「護送」敬遠された“ベンチャー企業”
第5章 「還流」東京支店に巣くう魔物
第6章 「背任」刑事訴追の境界
第7章 「信頼」高木茂の心の居場所
第8章 「解体」船なき“船出”
補遺 もう一つの航跡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

深窓

1
破綻に至った要因は相対的に経営基盤が弱かった第二地銀にありがちなものだが、この本の面白さはその要因の解明よりも、周辺取材にあると感じられた。行内でワンマンと恐れられた創業家の頭取についても中高校の同級生へ取材し、異なる人間性を探ったり、また銀行に育ててもらったと感謝する融資先など…。総資産で最小クラスの第二地銀の破綻であっても様々な人の人生に影響を与えたのだなと実感させる内容だった。2022/06/24

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