閃け!棋士に挑むコンピュータ

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  • サイズ B6判/ページ数 242,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784340140039
  • NDC分類 796
  • Cコード C0095

内容説明

その舞台裏には、「知能とは何か」「人間とは何か」を解明しようとする科学者たちの熱いドラマがあった。2010年秋、あから対清水市代プロ、人工知能が棋士の直観力に挑んだ激闘の一部始終。

目次

第1章 日本将棋連盟への挑戦状
第2章 「知能」の探求
第3章 天性の勝負師・清水市代
第4章 「あから2010」と多数決合議制
第5章 清水市代女流王将VSあから2010
第6章 コンピュータが見せた「人間らしさ」
第7章 科学者たちが夢見る「アトム」
第8章 ロボットに「心」を宿らせる
第9章 「歴史的一戦」が遺したもの

著者等紹介

田中徹[タナカテツ]
1973年、北海道に生まれる。新聞記者。1995年、早稲田大学社会科学部卒業後、北海道新聞社へ入社。警察、教育・大学などを担当。2006年、新聞労連ジャーナリスト大賞優秀賞を受賞した連載企画「あなた見られてます―監視と安全のはざまで」に取材メンバーとしてかかわり、テクノロジーが生活や社会に及ぼす影響に関心を持つ。2007年、北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット本科修了。情報技術による人間・社会の変容や、少し先の未来を描いていきたいと考え、日々取材活動を続ける

難波美帆[ナンバミホ]
1971年、徳島県に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科准教授、一般社団法人サイエンス・メディア・センターマネージャー。1995年、東京大学農学部卒業後、講談社へ入社。エンターテインメント小説の編集者を経て、科学・医療を中心にフリーランスの編集・記者になる。2005年より北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット准教授。2010年4月より、現職。科学、医療の分野で人々を幸せにするコミュニケーションを研究・取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

18
2010年、女流棋士清水市代とコンピュータ将棋あからが公開対局を行った。あからは、激指、YSS、ボナンザ、GPSの4ソフトが合議を行い多数決で次の手を決める。今では棋士のトップクラスが負けても驚きはなくなったが、当時はまだプロ棋士がコンピュータに負けたことがなかったので相当なプレッシャーだったことでしょう。2016/01/02

ラッキー55

2
閃け!棋士に挑むコンピュータ読了。清水市代女流6段と四つの将棋ソフトが最善の手を合議して決めるコンピューターあから2010との将棋対局で、コンピュータ側が勝利した。2000年代に入ってからのコンピュータ将棋の発展は目覚しく、ここまできたかという感じである。チェスとの大きな違いは取った駒が使えるところ。これによって、組み合わせがかなり多くなる。 強くなった要因はハードウェアの計算速度ではなく、無駄な手を省いて読むことが出来るようになった点のようだ。まだトッププロが負けていないが、 さてどうなるか?2012/07/27

紗夜

1
つい最近も、コンピュータが勝ちましたね。その前の清水女流棋士とコンピュータとの対決のお話。どちらを見ても、疲れを感じないというコンピュータの強さを見た気がします。もう少し前は、それでもコンピュータに対し余裕があった棋士がここ最近、コンピュータを見る目が変わってきているのは事実でしょう。今度は現役棋士との対決が見たいような見たくないような・・・。そこまでコンピュータは強くなっているのだなぁ。2012/02/12

lotta7

1
将棋専用の人工知能が清水市代女流王将に挑む様子がメイン。人工知能がチェスの世界チャンピオンを破った事は知っていたが、今回の対決は知らなかった。将棋の場合は取った駒を盤上に再配置が出来るので、チェスよりも複雑なゲーム。冷静沈着な機械と、直感や閃きのある人間との対決…。 男性より弱い女流が相手とはいえ、プロのトップ棋士に勝てるのか!? 約3分の2が歴史的な対局に挑む迄の話。対局後の清水王将の感想や人工知能のログや解説者や観客の様子が上手くまとめてあり、対決に立ち会っている感じがした。2011/06/07

鰐雨

1
2010年話題の対局「コンピュータ対女流トップ」が、強い将棋ソフトを作ったからプロに対局を挑んでみたよ。程度に考えていたので、人工知能だのロボットだの大仰な話が出てきて驚いた。現在、将棋ソフトで一般的な手法は人工知能とは全くアプローチの異なるものなので、まさか人工知能なんて話が出てくるとは思ってもみなかった。だがそれも、読んでみて納得した。コンピュータ将棋もまた、人工知能どころか人間の心とは何ぞや、と云う壮大な研究の一端でしかなかったのだ。その辺りの事情が上手く書かれていて、なかなか面白く読めた。2011/04/12

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