プロジェクト学習で始めるアクティブラーニング入門―テーマ決定からプレゼンテーションまで

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  • サイズ B5判/高さ 26cm
  • 商品コード 9784339078138
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3050

出版社内容情報

グループでの調査や議論を通して,自主的に問題を発見し,問題解決の糸口を見つけ,その成果を発表したり文書化するためのワークブック。基本的な調査スキル,ライティングスキル,資料作成スキルを学ぶことができるよう解説。

【目次】
1章 アクティブラーニングとPBL
1.1 アクティブラーニングとは
 1.1.1 アクティブラーニングの定義
 1.1.2 アクティブラーニングがなぜ注目されるようになったか
1.2 アクティブラーニングの実施方法
 1.2.1 アクティブラーニングの技法
 1.2.2 二つのPBLの概要

2章 グループでの活動
2.1 グループ活動をどう進めるか
 2.1.1 仲良し集団をつくらない
 2.1.2 メンバーの異質性・多様性を守る
 2.1.3 内発的興味を重視する(やる気・動機づけの問題)
 2.1.4 メンバー資格としての基本ルールを守る
 2.1.5 リーダーシップとフォロワーシップ
2.2 効果的な集団過程
 2.2.1 目標アイデアの探索
 2.2.2 目標の絞り込みと決定
 2.2.3 目標達成の実行計画立案
 2.2.4 役割分担の明確化
2.3 創造的問題解決過程を促進するための道具箱
 2.3.1 ブレインストーミング
 2.3.2 ブレインライティング
 2.3.3 見える化(外在化)手法

3章 どのように問題を設定するか
3.1 問題設定にあたって
3.2 どんな問題がプロジェクト学習活動にふさわしいか
 3.2.1 信頼性のある実証的データや関連資料
 3.2.2 適度な難問を設定する
 3.2.3 問題設定におけるチェック事項と文章化

4章 どのように調査・分析を行うか
4.1 調査・分析の流れ
 4.1.1 下調べ
 4.1.2 資料収集
 4.1.3 資料の整理と分析
 4.1.4 資料の取捨選択
 4.1.5 さらなる資料収集
4.2 資料の種類と評価
 4.2.1 図書
 4.2.2 インターネット上の資料
 4.2.3 資料の評価
4.3 資料収集の方法
 4.3.1 図書館の利用
 4.3.2 インターネットでの文献検索
4.4 資料収集に役立つwebサイト

5章 どのようにレポートを書くか
5.1 レポートとはなにか
5.2 レポートの構成・内容
 5.2.1 タイトル
 5.2.2 第1章はじめに
 5.2.3 第2章概要
 5.2.4 第3章問題点と議論状況
 5.2.5 第4章解決策の提案
 5.2.6 第5章おわりに
 5.2.7 参考文献
5.3 レポートを作成する際の注意事項
 5.3.1 レポートをわかりやすくする工夫
 5.3.2 文章表現に関する注意事項
 5.3.3 レポートの準備について
5.4 参考文献の記載について
 5.4.1 参考文献について
 5.4.2 参考文献の記載方法
5.5 サンプルを用いた解説

6章 どのようにスライド資料を作成するか
6.1 わかりやすいスライドを作成するための基本的な考え方
6.2 スライドの構成・流れ
 6.2.1 スライドの構成
 6.2.2 スライドの枚数・デザイン
6.3 文字・文の書き方
 6.3.1 文字の書体と大きさ
 6.3.2 文の書き方
6.4 図解の仕方
 6.4.1 さまざまな図の形式
 6.4.2 ボックスと矢印
6.5 表・グラフの作成方法
 6.5.1 表の作成について
 6.5.2 グラフの作成について
 6.5.3 表・グラフに関する注意事項
6.6 画像・イラストの利用方法

7章 どのように口頭発表を行うか
7.1 プレゼンテーションの準備の流れ
 7.1.1 読み原稿の作成
 7.1.2 読み練習
 7.1.3 発表練習
 7.1.4 想定質問と回答練習
 7.1.5 本発表
7.2 ほかのグループの発表を聴く

8章 プロジェクト学習事例
8.1 事例1:社会問題の解決策提案
 8.1.1 テーマ領域
 8.1.2 レポート構成案
 8.1.3 授業スケジュール案
8.2 事例2:企業研究
 8.2.1 企業研究の目的
 8.2.2 企業研究の内容と手順
 8.2.3 企業研究に有効な調査資料
 8.2.4 授業スケジュール案

引用・参考文献
索引

書き込みシート
テーマ案シート
企業研究テーマ案シート
ワークシート(2枚)
評価表(2枚)
グループ内相互評価シート(2枚)
振り返りシート(2枚)

目次

1章 アクティブラーニングとPBL
2章 グループでの活動
3章 どのように問題を設定するか
4章 どのように調査・分析を行うか
5章 どのようにレポートを書くか
6章 どのようにスライド資料を作成するか
7章 どのように口頭発表を行うか
8章 プロジェクト学習事例

著者等紹介

稲葉竹俊[イナバタケトシ]
1982年慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。1984年パリ第三大学修士課程修了。1985年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。1988年パリ第三大学博士課程DEA修了。1994年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1999年東京工科大学助教授。2006年東京工科大学教授

奥正廣[オクマサヒロ]
1978年東京工業大学理学部応用物理学科卒業。1980年東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。1985年東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻博士課程単位取得満期退学。1987年社団法人農村生活総合研究センター研究員。1995年東京工科大学助教授。2002年東京工科大学教授

工藤昌宏[クドウマサヒロ]
1974年中央大学経済学部経済学科卒業。1978年中央大学大学院商学研究科博士前期課程修了。1984年中央大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。1985年商学博士(中央大学)。1990年東京工科大学助教授。1998年東京工科大学教授

鈴木万希枝[スズキマキエ]
1990年慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業。1992年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1995年慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。1999年東京工科大学専任講師。2006年東京工科大学助教授。2007年東京工科大学准教授

村上康二郎[ムラカミヤスジロウ]
1994年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1998年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。2002年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。東京工科大学専任講師。2009年博士(情報学)(情報セキュリティ大学院大学)。2010年東京工科大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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