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内容説明
生物や生体が織りなすリズム現象をマクロな立場から、適切な数式モデルを作って解析し、現象のある側面を説明しようという試みがある。本書ではこのようなテーマを取りあげ、適切なモデルとその解析に関する具体例を示した。これらの事例をとおして、リズム現象のモデル作り、その解析やリズム生成のメカニズムの解釈等について、力学的接近法(すなわち動的接近法)を述べた。
目次
1 動的モデルとリズム現象
2 力学系の平衡点と周期リズム解析
3 リズムの変容
分岐現象
4 リズムの同期・リズムの制御
5 心臓不整脈とその制御の力学系モデル
6 睡眠覚醒リズムの結合発振器モデル
7 興奮性膜の動的モデル
著者等紹介
川上博[カワカミヒロシ]
1964年徳島大学工学部電気工学科卒業。1969年京都大学大学院工学研究科博士課程。単位修得退学(電気工学専攻)。1974年工学博士(京都大学)。1974年徳島大学助教授。1985年徳島大学教授
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