目次
1 分子遺伝学の初歩
2 ネコの毛色変異
3 A変異はアグチ遺伝子
4 B変異はTYRP1遺伝子
5 C変異はチロシナーゼ遺伝子
6 D変異はメラノフィリン遺伝子
7 E変異はメラノコルチン1受容体遺伝子
8 ネコの縞模様と毛の長さ
9 ヒトと毛色遺伝子
10 血液型と遺伝子
11 味覚と遺伝子
著者等紹介
仁川純一[ニカワジュンイチ]
1974年大阪大学理学部化学科卒業。1979年大阪大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学(有機化学専攻)。理学博士(大阪大学)。1979年群馬大学助手。1987年群馬大学講師。1991年九州工業大学助教授。2002年九州工業大学教授。2012年九州工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
22
進化と遺伝子現象の仕組み。猫の存在が、難解な遺伝子を身近に感じさせる。ググりながら、それぞれの”毛並み”を確認。9種類の遺伝子で最もわかりやすかったのが、CとE遺伝子。人間の毛色との共通点や相違点が私にとっての入り口。人間の進化も少なからずイメージ。近年100年程でのブリーダーによる配合。人類の技術開発力と欲求に感嘆。一方、「自然の摂理に反していないのかなぁ?」と、ある種の畏怖を感じないでもなかった・・・。2014/09/26
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/09/11