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内容説明
バイオマスはその再生可能性と並んで多様性に最大の特徴がある。種類、利用法もさまざまなら、生産し、利用目的に応じて変換・加工して、実際に使うまで多種多様な方法がある。あまりにも多様で複雑なため全体を理解することは容易ではない。本書の目的の一つは、できる限り筋道を立ててバイオマスシステムの全体像を示すことにある。
目次
１ バイオマスと生態系
２ バイオマスの生産
３ 変換・加工
４ 利用
５ 廃棄バイオマス
６ バイオマスエネルギー
７ バイオマスプランテーション
８ バイオマス資源量
９ 持続的バイオマスシステム
１０ 地球環境とバイオマス
１１ 地球環境とバイオマス
１２ 経済性と施策
著者等紹介
木谷収［キタニオサム］
１９５９年東京大学農学部農業工学科卒業。１９６４年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了（農業工学専攻）、農学博士。ミシガン州立大学農学部農業工学科研究助手（フルブライト交換留学）。１９６６年ミシガン州立大学大学院Ｐｈ．Ｄ．コース修了、Ｐｈ．Ｄ．。三重大学農学部助教授。１９７８年東京大学農学部教授。１９９１年東京大学農学部図書館長を併任。１９９５年東京大学名誉教授。１９９７年日本大学生物資源科学部教授、現在に至る
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