内容説明
さまざまな分野でさまざまなことに用いられるNMR。そのNMRの威力や魅力を十分に知り、使いこなす約40人の研究者が、NMRでどんなことができるのか、広がるNMRの世界の幅広さと奥行きを四つの分野に分けて熱く語る。
目次
合成高分子・先端材料(緩和現象とポリマーブレンド、ナノコンポジット;フッ化ビニリデン系高分子の結晶相転移における構造変化 ほか)
生体分子(ペプチドの機能と構造:最小ヘリックスの暗号;蛋白質の分子形態変化の観測 ほか)
医療・医薬(アルツハイマーβアミロイド構造の解析;蛋白質複合体相互作用部位の決定 ほか)
分析・NMRの進歩(一次構造の分布;医薬品不純物および代謝物の構造決定とLC‐NMR ほか)
著者等紹介
朝倉哲郎[アサクラテツオ]
1977年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(化学工学専攻)。工学博士。1981年東京農工大学助教授。1990年米国フロリダ州立大学化学科招聘教授。1993年東京農工大学教授。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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