内容説明
工学部の大学初年次(1~2年生)、また高等専門学校の学生を対象に書かれた常微分方程式の入門書。力学や回路理論を今後学ぶための基礎数学として、微分方程式を取り扱い、工学的応用を強く意識したものだけでなく、単純な計算問題であっても、工学的に意味をもつものを選んでいる。非斉次方程式の解法としては、演算子法に最も力を入れた。
目次
1 微分方程式の基礎
2 1階線形常微分方程式
3 2階斉次線形常微分方程式
4 2階非斉次線形常微分方程式
5 高階線形常微分方程式と連立常微分方程式
6 ラプラス変換法
著者等紹介
田中聡久[タナカトシヒサ]
1997年東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業。2000年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。2002年東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。理化学研究所脳科学総合研究センター研究員。2004年東京農工大学講師。2006年東京農工大学助教授。2007年東京農工大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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