内容説明
急速に進む技術革新の時代にあって、日夜新しい計測手法、機器、システムが研究され、開発されている。21世紀の技術者には情報技術とともに計測技術がこれまで以上に必須のエンジニアリングバックグラウンドとなるにちがいない。本書は、おもに高等専門学校(高専)および技術系の短期大学、大学で学ぶ機械系学生を対象として執筆したものであるが、上記の視点からすべての分野の技術者にも共通的技術入門書として利用できるよう意図している。
目次
1 計測とその目的
2 計測の基礎
3 計測データとその処理
4 計測システムとシステム解析
5 信号変換の方式とセンサ
6 計測技術の開発と応用―筆者の研究事例から
著者等紹介
押田至啓[オシダヨシヒロ]
1975年大阪府立大学工学部機械工学科卒業。’81年大阪府立大学大学院博士課程修了(機械工学専攻)、工学博士。’87年奈良工業高等専門学校助教授、2000年教授、現在に至る
前田良昭[マエダヨシアキ]
1966年神戸大学工学部計測工学科卒業。’68年神戸大学大学院修士課程修了(計測工学専攻)。’78年工学博士(大阪大学)。’87年明石工業高等専門学校助教授、’90年同教授、現在に至る
木村一郎[キムライチロウ]
1968年神戸大学工学部計測工学科卒業。1968年~69年光洋精工株式会社勤務。1972年神戸大学大学院修士課程修了。(計測工学専攻)。1983年工学博士(大阪大学)。1984年神戸大学助教授。1993年大阪電気通信大学教授。現在に至る
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