内容説明
本書は機械工学を初めて学ぶ学生に対して編集されたもの。機械工学の体系を理解するために、本書では、まず導入として機械と人間とのかかわりについて概観し、使用される単位系についても述べた。そして、機械工学の基本となる物理的な背景を学ぶ必要があるので、機械工学の柱となる力学類(工業力学、材料力学、流体力学、熱力学)を前半に持ってくるようにした。その後、実際の機械類とのかかわりと近年の自動化機械への動向も踏まえて、機械材料、機械設計法、機械工作法、計測・制御,メカトロニクスの諸分野について必要な事項を最小限にまとめてある。
目次
1 機械と人間
2 工業力学
3 材料力学
4 水力学
5 熱力学
6 機械材料
7 機械要素・機械設計
8 機械工作法
9 計測・制御
10 メカトロニクス
著者等紹介
木本恭司[キモトキョウジ]
1965年神戸大学工学部機械工学科卒業。1965年神戸大学助手。1968年大阪府立工業高等専門学校講師。1972年大阪府立工業高等専門学校助教授。1978年工学博士。1984年大阪府立工業高等専門学校教授、現在に至る
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