内容説明
本書の特徴は、製品・技術開発の在り方に焦点を絞り、製品・技術開発とは、どのような環境でなされる行為であるかをとらえたところにある。製品・技術開発を技術・市場・製品の三つの要素からとらえ、技術開発の類型化モデルを提案して、開発テーマの設定、開発のためのプロセスを構造的にとらえた。中堅企業こそ、製品・技術開発に積極的に取り組む可能性を秘めていることを示唆し、大企業での開発行為との違いを述べている。最後に、技術を市場に出すための商業化について説明した。
目次
1 製品・技術開発のとらえ方
2 技術開発の類型化モデル
3 ビジネスチャンスへのアプローチ
4 中堅企業における製品技術開発の取組み
5 製造物責任法と製品
6 情報と技術商業化
著者等紹介
国広誠[クニヒロマコト]
1976年横浜国立大学卒業(機械工学科)、同年中小企業振興事業団(現中小企業総合事業団)入団。1992年中小企業総合研究所へ出向。1998年中小企業大学校へ移り、現在に至る
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