内容説明
行動や脳機能の計測、計算機シミュレーションなどの研究方法から始めて、乳幼児期の言語音声の獲得過程、感情や情動の発達、発達と音楽の親和性、発達障害や聴覚障害を取り上げ、こどもの音声発達に焦点を当てて解説した。
目次
第1章 こどもの音声研究手法(行動指標を用いた音声知覚研究法;脳機能計測を用いた音声知覚研究手法 ほか)
第2章 言語音声(乳幼児の音声知覚の発達;乳児期の生成発達 ほか)
第3章 感情(感情は音声のどこに現れるか;乳児はいつから感情音声を聞いているのか ほか)
第4章 音楽(音楽との出会い;知覚と認知―聞く ほか)
第5章 障害と音声(発達障害における音声コミュニケーション:自閉症スペクトラム障害(ASD)と発達性吃音
こどもの聴覚障害と音声)
著者等紹介
麦谷綾子[ムギタニリョウコ]
1999年東京大学教育学部教育心理学コース卒業。2001年東京大学大学院医学系研究科修士課程修了(健康科学・看護学専攻)。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(広域科学専攻)、博士(学術)。2004年日本電信電話株式会社リサーチアソシエイト。2007年日本学術振興会特別研究員(PD)。2008年日本電信電話株式会社勤務。2012年日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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