内容説明
私たちはどのようにして音を聴いているのか?この問いに答えるために、音響心理学、心理物理学、工学、脳科学、分子生物学で行われてきた理論的研究を包括した書。
目次
第1章 音の高さのモデル
第2章 蝸牛の物理的機構とそのモデル
第3章 内耳有毛細胞機能の分子生物学的基盤とそのモデル
第4章 聴覚フィルタの心理物理実験とモデル
第5章 音の大きさのモデル
第6章 聴覚中枢神経系の生理現象とそのモデル
第7章 シミュレータによる内部表現と特徴量
著者等紹介
森周司[モリシュウジ]
1983年京都大学文学部哲学科卒業。1986年京都大学大学院博士課程前期修了(心理学専攻)。1991年ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)心理学部Ph.D.課程修了。Ph.D.in Psychology(ブリティッシュコロンビア大学)。長崎大学講師。1993年長崎大学助教授。1995年富山県立大学助教授。2001年東京都立大学助教授。2006年九州大学教授
香田徹[コウダトオル]
1969年九州大学工学部通信工学科卒業。1971年九州大学大学院工学研究科修士課程修了(通信工学専攻)。1974年九州大学大学院工学研究科博士課程修了(通信工学専攻)。工学博士。九州大学助手。1981年九州大学助教授。1991年九州大学教授。2010年九州大学名誉教授。九州大学特任教授。最先端数理モデル連携研究センター(合原プロジェクト)特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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