内容説明
ナノテクノロジーがエレクトロニクスと融合することにより新しく生まれつつあるナノエレクトロニクスの物理現象や簡単なナノデバイスについて、その基礎となる原理を説明する。
目次
１ 電子（金属の電気伝導の基礎；ナノ構造・ナノデバイスの材料 ほか）
２ スピン（スピンの基礎；スピン１／２の系 ほか）
３ フォトン（ナノ構造での光物性を知るための基礎知識；ナノ構造での発光特性 ほか）
４ クーパーペア（超伝導量子回路と超伝導量子ビット；入門「超伝導入門」 ほか）
著者等紹介
青柳克信［アオヤギヨシノブ］
大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。２００８年東京工業大学名誉教授
石橋幸治［イシバシコウジ］
１９８３年大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。１９８８年大阪大学大学院基礎工学研究科（電気工学専攻）博士課程修了、工学博士。１９８８年理化学研究所国際フロンティア研究システム・研究員。１９９１年理化学研究所半導体工学研究室研究員。１９９６～１９９７年デルフト工科大学客員研究員。２００３年理化学研究所石橋極微デバイス工学研究室主任研究員。現在に至る
高柳英明［タカヤナギヒデアキ］
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了（相関理化学専攻）。２００６年東京理科大学教授。現在に至る
中ノ勇人［ナカノハヤト］
１９８５年大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻修士課程修了。１９８５年日本電信電話株式会社勤務。１９９４年ＮＴＴ物性科学基礎研究所主任研究員、現在に至る。１９９７年修士（工学）（北海道大学）。２００４年Ｓｃｕｏｌａ Ｎｏｒｍａｌｅ Ｓｕｐｅｒｉｏｒｅ客員研究員（兼任）。２００６～２０１０年奈良先端技術大学院大学客員教授（兼任）
平山祥郎［ヒラヤマヨシロウ］
１９７８年東京大学工学部電子工学科卒業。１９８３年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。１９８３年ＮＴＴ物性科学基礎研究所研究員。１９８７年ＮＴＴ物性科学基礎研究所主任研究員。１９９０～１９９１年マックスプランク研究所客員研究員。１９９６年ＮＴＴ物性科学基礎研究所グループリーダ。１９９８～２００１年ＮＴＴ物性科学基礎研究所特別研究員。２００２年ＮＴＴ物性科学基礎研究所部長兼グループリーダ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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