目次
1 非線形感受率
2 光と物質の相互作用
3 結合波方程式
4 第2高調波発生
5 光パラメトリック過程
6 3次非線形光学効果
7 光パルスの非線形光学効果
8 誘導散乱
9 フォトリフラクティブ効果
付録
著者等紹介
黒田和男[クロダカズオ]
1971年東京大学工学部物理工学科卒業。1976年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(物理工学専攻)。工学博士。1976年東京大学助手。1983年東京大学助教授。1993年東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruki
4
電磁場の2次以上の分極による相互作用の効果として、第2高調波発生、3光波混合、光パラメトリック増幅、第3高調波発生、非線形屈折率効果(光カー効果)、自己収束、4光波混合、位相共役、自己位相変調、光ソリトン、誘導散乱、フォトリフラクティブ効果などの基本概念をコンパクトにまとめる。非線形感受率テンソルの対称性、結合波方程式、マンリー・ロウの関係式、(疑似)位相整合、ウォークオフ、群速度分散、時間レンズ、ラマン散乱、(アンチ)ストークス光、誘導ブリユアン散乱といった主要概念の表式とイメージをふんわり形成できる。2025/02/02