内容説明
本書では,CCDカメラを中心とする画像入力技術に関心を持っている学生や若い技術者が、電子回路の基礎から学ぼうとする場合に相応しいように考慮し、また、それらの電子回路がどのように実用できるかを含めて、単に電子回路を理解するだけでなく、楽しく学べるように配慮している。そこで、まず電子回路を構成するのに不可欠な各部品レベルから入り、ダイオード、トランジスタの基本動作を理解し、簡単なアナログ電子回路の設計が自分でできるようになるための基本回路を習得し、さらに、増幅回路、変復調回路などアナログ電子回路の基本を述べている。
目次
1 電子回路の基礎
2 半導体
3 トランジスタ回路
4 増幅回路
5 各種の増幅回路
6 各種の電子回路
7 画像機器への応用
著者等紹介
竹村裕夫[タケムラヤスオ]
1962年早稲田大学第一理工学部電気通信学科卒業。1962年東京芝浦電気株式会社(現(株)東芝)中央研究所勤務。1976年工学博士。1976年(株)東芝総合研究所主任研究員。1991年(株)東芝HD事業推進部主幹。1994年電気通信大学大学院非常勤講師。1994年IEEE Fellow。1994年東芝AVE(株)(現東芝DME(株))勤務。現在に至る。1997年東京工芸大学光工学科非常勤講師兼務。2000年映像情報メディア学会フェロー
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