出版社内容情報
日本初の女性オリンピック選手で、初の女性メダリストでもある人見絹枝の伝記。オリンピック・パラリンピック教育に役立つ１冊。
内容説明
日本女子のオリンピックの歴史は人見絹枝から始まった！まだ女性が気軽にスポーツを楽しむことができなかった時代、絹枝は自分の人生を切りひらき、世界へとはばたいた…。
目次
１ テニスの絹枝さん
２ 東京の二階堂体操塾
３ 新聞記者になる
４ はじめてのヨーロッパ
５ アムステルダム・オリンピックに向けて
６ 親友との再会
７ 絶望と喜びのアムステルダム
８ 次は第３回国際女子競技大会
９ 船で日本へ
１０ 絹枝の旅立ち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
49
図書館本。 陸上…とおもいきや最初はテニスからスポーツに入ったのですね。近代オリンピックも最初は女性は排除する傾向があったのですね。そして結核…、私はいくらワクチン打っても抗体ができなかったのですよね。そして祖母が結核に…、割と怖かったです。2024/07/17
読書は人生を明るく照らす灯り
22
📕読んだ理由📕日本人初、女性オリンピック選手の話を学びたい。 📘読んだ感想📘人見さんが挑戦した事は、大きな功績であった事を学べた。日本人の身体能力の高さ！心の強さが、当時の世界に通用していた事が嬉しい。 人見さんがもっと長く生きていたら、女性アスリートの生き方は大きく変わっていたのかも 📗読んだ後の行動📗オリンピック、パラリンピックの歴史を学ぶ 2023/07/01
頼ちゃん
7
メダリストとして名前だけは知っていたが、こんな若くしてなくなったとは。気の毒すぎる。頑張りすぎ。どうにかならなかったのか。2019/09/16
あお
3
人見絹枝さんのことは全く知らず、前情報なしで読みました。ラストに「えええええ！」となりました。肺結核で24歳の若さで亡くなったとは…。あまりにも早すぎる。この時代の女性のスポーツは、見せ物のように思われていたと知り、ショックでした。今では考えられない。2019/10/21
Gaudi
1
東京五輪が始まりました。選手の皆さんにとっては大切な大会となります。昨日のニュースで、「（いろいろここまであったけど）始まったからにはみんなで応援して盛り上げるのが当然でしょう」と、街頭インタビューに答えていた初老男性の言葉が印象的でした。 郷土ゆかりの選手には、特にエールを。2021/07/24
