出版社内容情報
ライチョウに絶滅の危機がせまっている。高山の生態系がくずれ、急激にその数が減っているのだ。地球温暖化の影響も心配されている。ライチョウの保護につくす中村浩志先生のすがたを通して、日本の自然を考える。
国松俊英[クニマツトシヒデ]
著・文・その他
内容説明
「日本の動植物のなかで、地球温暖化でいちばん先に影響を受けるのはライチョウだ」鳥類学者の中村浩志先生はこう語ります。寒い環境をこのみ、高山の頂上ちかくに暮らすライチョウは、これ以上気温が上がると、行き場がなくなってしまうのです。ライチョウをとおして、かけがえのない日本の自然環境について考えてみましょう。
目次
はじめに オコジョがねらい、サルがおそう
白馬岳でライチョウに会った
ライチョウの生息調査を手伝ってほしい
日本のライチョウは三〇〇〇羽
氷期を生きのびたライチョウ
地球温暖化が進んでいる
ライチョウの研究をもう一度やる
新しい調査がはじまった
南アルプスのライチョウが減った
世界の研究者がやってきた
ライチョウは「絶滅危惧1B類」
ケージ保護で親子を守る
ライチョウはたくましく生きのびる
著者等紹介
国松俊英[クニマツトシヒデ]
1940年、滋賀県生まれ。同志社大学商学部卒。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、日本野鳥の会会員。子ども向けノンフィクションを多く手がける。『トキよ未来へはばたけ』(くもん出版)で第7回福田清人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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