出版社内容情報
東京で生まれ育った小学6年生の航太。ある日、父親と大げんかになり、四国のじいちゃんと暮らすことになった。ところが、航太のじいちゃんは、村の人に変わり者扱いされるほど頑固で偏屈。そんなじいちゃんと、電気も、トイレもない、もちろんスマホも圏外の山小屋での二人暮らし……。便利な東京での暮らししか知らない航太に、たえられるのか!? 四国の豊かな自然に恵まれた里山でのサステナブルな暮らしが体験できる1冊。
内容説明
「おれ、父さんと暮らしたくない!」父親と大げんかになった小学六年生の航太は、四国のじいちゃんの家で暮らすことに。でもそこは、電気も、お風呂も、トイレもない…山小屋だった!!
著者等紹介
カシワイ[カシワイ]
漫画家・イラストレーター。漫画や書籍の装画等を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白雪ちょこ
24
些細なことから、山の中で暮らしているじいちゃんの家に、住むことになった主人公。 トイレもお風呂もないような生活は、今の便利に溢れている子供にとって、びっくりすることだらけだろう。 自然の中だからこそ美しい景色や、恵みもわかり、友達もでき、といった具合でどこか暖かく、ほのぼのするような内容となっていた。 子供の時ほど、再婚という複雑な環境には、顔を背けたくなってしまうもの。 最後は、しいたけパーティーで和解し、じいちゃんとお父さん、新しいお母さんとも仲良く暮らせる未来が待っていることにも、心がほっこりした。2023/11/01
mntmt
14
「バカタレ」は愛情がこもることがある。2022/08/10
遠い日
7
父の再婚を認めたくなくて、大げんかの末四国の祖父宅に身を寄せることにした少6の航太。とんでもない田舎で 自宅以外の山小屋での生活も強いられる。地域の人に「よもだ」と言われる偏屈者の祖父との暮らしは、知らないことばかり。トイレに風呂のない山小屋。電気、スマホも使えない。じいちゃんの仕事も手伝わされる。学校も少人数で今更馴染めない部分もある。全部初めてのことだらけの中で、少しずつ大人の事情や家の暮らしの回し方を知って、強くなっていく航太。子どもの成長は眩い。ぐんぐん吸収したことを自分の糧にしていく。2022/09/11
りょう
6
児童書?なのかもしれないけど、楽しい一冊でした。2022/09/29
Mayuko Kamiwada
6
父親と大喧嘩した6年生の航太は四国にいるおじいちゃんのところで暮らすことにした。 そこで待っていたのは、電気、お風呂、トイレもない山小屋での生活。 しかも、何かと仕事を手伝えと働かせられる。 おじいちゃんとの暮らしに苦戦する航太。 一体、どうなる?2022/08/31
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