出版社内容情報
小学4年の悠太は、電車が大好きな鉄道少年。ひょんなことから同じアパートに越してきた同じ年の理子を、互いの親には内緒で千葉県の大原まで連れて行くことに。不安がいっぱい! ぼくと理子の鉄道の旅がはじまる。
三輪裕子[ミワヒロコ]
著・文・その他
佐藤真紀子[サトウマキコ]
イラスト
内容説明
あいさつをしそびれたせいで、悠太は、理子と話をする、最初のチャンスを逃してしまった。なぜ悠太は理子と話してみたいと思ったのか。それは、理子が大事そうに持っていたのが、列車の『時刻表』だったからだ。ぼくらの冒険が動き始める!
著者等紹介
三輪裕子[ミワヒロコ]
1951年東京都生まれ。東京学芸大学卒業。二年間小学校の教師をした後、子どもの本を書きはじめる。1982年『ぼくらの夏は山小屋で』(講談社)で第23回講談社児童文学新人賞を受賞。『パパさんの庭』(講談社)で野間児童文芸賞、『優しい音』(小峰書店)で新美南吉児童文学賞受賞。日本児童文学者協会会員
佐藤真紀子[サトウマキコ]
1965年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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頼ちゃん
7
スラスラ読めた。外房線から東京、独身の頃使っていた路線だったので、知っている地名がたくん出てきて嬉しかった。2020/05/02
カヤ
5
趣味で繋がる他校との友達っていいなー。図書館で雑誌を読むのがきっかけってあこがれる。2017/03/24
timeturner
4
友情物語と考えるとちょっと素直すぎて物足りないけど、鉄っちゃん養成読本だと思えば納得の内容。ムーミン模様のいすみ鉄道、乗ってみたい!2017/07/12
のん@絵本童話専門
3
子鉄の息子が好きかなと思って借りてきたものの、本人のオタク度が高すぎて逆に不評を買ってしまったのだが(^^;)鉄道の知識がそこかしこに出てきて、大抵の鉄道好きな子は楽しく読めると思う!鉄道の話題をなかなか女子に切り出せない悠太の恥ずかしさ、尊敬できる隼人の誠実さや行動力、ヨッチに会ってもプレゼントを渡せなかった理子の複雑な感情など…鉄道ありきではなく、鉄道を切り口にしっかりと感情を豊かに表現している小説でした。中学年~2022/06/07
あろあ
3
理子ちゃんの弟の写真撮ってるところは不審者っぽかったが、鉄道好きには楽しい話ですね!新幹線が開通するのは良いことばかりじゃない!共感!(笑)ムーミンの電車乗りたい!2017/10/06