出版社内容情報
自然や社会とたたかい、その中に生きる、喜びと悲しみの詩12編。大関松三郎、清岡卓行、渋谷定輔、坂本遼、濱口國雄、宮沢賢治、山村暮鳥、他。
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
目次
お鶴の死と俺(坂本遼)
あすこの田はねえ(宮沢賢治)
野良道(山村暮鳥)
山芋(大関松三郎)
霧がひどくて手が凍えるな(宮沢賢治)
夜刈りの思い出(中野重治)
讃歌・母の腰(風山瑕生)
便所掃除(濱口國雄)
おれたちは自然に玩弄される(渋谷定輔)
日直(清岡卓行)
絵巻日本捕鯨法(荒川法勝)
日本の農のアジヤ的様式について(真壁仁)
著者等紹介
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
1924年福島県に生まれる。福島師範学校卒業。1944年いわゆる学徒動員により太平洋戦争に従軍、戦争末期特別攻撃隊員としての生活をおくる。敗戦によって復員。以後教師生活をつづける。新日本文学会会員、日本作文の会会員、雑誌『ひと』編集委員。1997年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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