内容説明
石灰石は熱で生石灰に。生石灰は水で消石灰に。消石灰は二酸化炭素で石灰石に。この変身し循環する石、石灰石のふしぎをさぐる。
目次
これが石灰石だ!―かたくて白っぽい岩石
石灰石のふしぎ―あわを出してとける
石灰石をつくっている原子―石灰石という石
二酸化炭素の性質―空気以外の気体の発見
石灰石を熱すると―石灰石のもうひとつのふしぎ
2種類の石灰―生石灰と消石灰
身近なところで使われている石灰―しっくいの話
石にもどる消石灰―カルシウムと二酸化炭素の循環
セメントの発明―セメントはしっくいから生まれた
セメントとコンクリート―石灰石がつくった現代の都市
石灰石がいっぱい―日本にもたくさんある石灰石
いろいろな形の鍾乳洞―石灰石のつくる地底世界
石灰石はどのようにしてできたか―生き物がつくった岩石
美しい石灰石―大理石と方解石の話
石灰石の変身―石灰石→生石灰→消石灰、そして…
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
犬塚清和[イヌズカキヨカズ]
仮説実験授業研究会事務局長。ルネサンス豊田高校校長。1942年愛知県西尾市生まれ。愛知学芸大学卒。西尾市の中学校教師になる。提唱数年後の仮説実験授業に出会う。2003年に定年退職。2008年にルネサンス高校に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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