内容説明
日本の子どもたちが出会う、さまざまな行事やならわしの、はじまりやわけが、この本でわかるように、やさしくかきました。先祖の人たちがおまつりやしきたりにこめた願いや心が、ただしくつたわるようにくふうしました。
目次
3月の別のいいかた(日本)
ひなまつり・上巳の節句(3月3日)
ながしびな
おひながゆ
ひな人形のあそび
春一番
三寒四温/フェーン現象
お水おくり(3月2日)・お水とり(3月1日~14日)
春日祭(3月13日)
啓蟄(3月6日ごろ)〔ほか〕
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障害児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
64
3月は弥生。春日祭、πの日、涅槃会,ひなまつり・上巳の節句、お水とり、お彼岸、啓蟄、春分、春の星、春一番、東日本大震災 などの行事と言葉について説明。2013/09/29
遠い日
6
弥生3月は、春を感じる月。いろいろな子どもの楽しい行事が待っている。加古さんは、3月11日を3月の忘れてはならない日として記している。2017/01/10
千尋
6
かこさとし先生の『こどもの行事しぜんと生活』3月の巻*3月3日には女の子の成長を願い、お祝いする「ひなまつり」が行われます*6日頃には「啓蟄」と呼ばれ、気温がだんだん暖かくなってきて、冬眠していた虫や動物たちが外に出てきます*そして・・2011年3月11日に起きた東日本大震災の事が書かれています。多くの人が津波や原発の犠牲となった日本最大の地震・・哀しくて辛いですが、絶対に忘れてはいけない出来事だと私は思います。2014/05/02
Aoki
2
弥生、夢見月、禊月、嘉月。上巳の節句、草人形、春日祭、πの日、涅槃会、社日さま、雪形。たまごびなは紙とのりで作る。春だ。2012/03/31